【有機JAS認証取得/少量生産】
青心ダーパンは台湾系の烏龍茶向き品種で、本品は青心ダーパンの茶葉で仕上げた”紅茶”となります。水色も淡く、ライトボディの甘みが感じられる味わいであり、レモンの果皮のような柑橘系の爽やかな香りとほのかな焙煎香が特徴となっています。
本品は長時間蒸らすほどに、揮発性の香りにレモンのような柑橘系の芳香がしっかりと感じられ、飲み終えた後の香りの余韻も長く残り続けます。香りにはほのかな焙煎香も感じられ、それが清涼感のある香り全体の強度を補完するように機能しています。
さらに、本品の魅力はその味わい深さにあり、単純な香味の”強弱”だけでは語れない口に含んだ際の”美味しさ”が魅力となっています。通常、味わいと香りはどちらかがより強い場合、飲んだ時の印象は強い特徴の方が残りやすくなります。本品は香りと味わいの強度が絶妙なバランスで保たれ、どちらも同等程度の強さであるため、香味に一体感があります。味と香り、それぞれの方向性も同じベクトルであるため、本来の香味の強度以上に感じられる点が本品の魅力であり、飲んで素直に美味しいと感じられる気品の高さがあります。点数だけでは推し量れない、本品の品質をぜひ実際にお確かめください。
4グラムの茶葉に対して最低でも5分以上、できれば10分程度蒸らしてお楽しみいただきたい紅茶です。長く抽出するほどに、柑橘系の爽快な香りをより引き出すことができるでしょう。