新たに3種の新茶をリリースしました。
■【茶ノ花】くらさわ1st Greenish Noble 手摘み 2023
https://rainbrant-tea.com/products/detail/670
■【陣構茶生産組合】くらさわ2nd 2023
https://rainbrant-tea.com/products/detail/667
■【牧之原山本園】べにふうき1st 2023
https://rainbrant-tea.com/products/detail/672
今回リリースの和紅茶はどれも本当に素晴らしい仕上がりで、日本の紅茶がここまでのレベルに到達しているということを、しっかりと実感していただける品質となっています。
まず、「茶ノ花 くらさわ1st Greenish Noble 手摘み」ですが、シルバーチップが多く含まれ飲む前の段階で見た目にも楽しませてくれる紅茶です。
手摘みで少量のみ、品質にこだわって作られた逸品で、レモングラスのようなハーブ香とダージリンファーストフラッシュのようなグリニッシュさが特徴となっています。
香りの素晴らしさが圧巻で、和紅茶の中でも特有の品種香を有する「くらさわ」の特徴をいかんなく発揮した、他に真似のできない唯一性を宿した手摘み紅茶となっています。
そして、同じ「くらさわ」でも、鳥取の陣構茶生産組合さんは今回セカンドフラッシュでのリリースとなり、アッサムのような素晴らしい味わいの紅茶となっています。
何より水色が極めて美しく、和紅茶でここまで美しい水色が出る紅茶は珍しいでしょう。
重厚でありつつ、後に残さない切れの良い渋みが心地よく、アッサム系のサツマイモのような甘い香りの中に、僅かにくらさわ特有のハーブ香が隠されており、清涼感のある余韻を残してくれます。
まろやかな味わいが多い和紅茶の中にあって、ここまで海外紅茶のような味わいに近づけたことに、本品の大きな価値を見出すことができます。
ぜひ、美しい水色と心地よい渋みを楽しんでみていただければと思います。
最後に、人気の牧之原山本園さんの「べにふうき1st」が登場です。
例年通りの素晴らしい品質のべにふうき紅茶で、ブラッドオレンジのような柑橘系の香りが特徴となっています。
紅茶の香りは強ければ良いというものではなく、芳香かどうか、良い香りと感じるかどうかという点も、紅茶の評価を大きく左右します。
本品の香りは芳香と表現するに相応しく、熱湯を注いで待つ間にも爽快な柑橘系の香りが立ち昇り、期待感を高めてくれます。
味わいも素晴らしく、常備しておきたい紅茶の一つと言えるでしょう。
今回はそれぞれに異なったベクトルで、高い品質を誇示する紅茶のリリースとなりましたが、改めて近年の和紅茶のレベルの向上を実感しています。
ぜひ、日本の生産者がこだわって作り上げた、優れた品質の和紅茶をお楽しみください。